突然、皮膚に膨疹ができ、かゆみを伴うこともある蕁麻疹。そのきっかけには、寒さや冷えが関わることもあることをご存じでしょうか。
急な寒暖差で発症する寒冷蕁麻疹の、予防と対処法について紹介します。
寒冷蕁麻疹は、大きく分けて「局所性」のものと「全身性」のものがあります
局所性寒冷蕁麻疹・・・冷たい水や凍ったものに触れたり、冷風を直接肌に当てたりすることが刺激になって発症する。
全身性寒冷蕁麻疹・・・「冷たい外気に触れる」、「運動後や湯上りの冷え」などによる全身の冷えがきっかけになって発症する。
特に、暖かいところから寒いところへ移動するなど、急な温度変化を伴うような状況で症状が出やすい傾向がある。
日常生活の少しの工夫によって、冷えを避けることで、寒冷蕁麻疹の症状を出にくくすることができます。対策として
- 気温の低いところへ行く時は、防寒対策をし寒暖の差をなるべく作らない。
- フローリングの上を素足で歩かないようにし、家の中でも靴下やスリッパを履いて足元の冷えを防ぐ。
などがあります。
季節を問わず、体を冷やさないように意識をしましょう!!