熱中症は夏場に多く発生しますが、梅雨が明けて蒸し暑い日が続く7月は、体が暑さに慣れていないため発生件数が増加しやすい時期です。
熱中症による救急搬送者数や死亡者数は日中の最高気温が30度を超えるあたりから増え始め、その後気温が高くなるにしたがって急激に上昇します。炎天下の屋外はもちろん、屋内にいても発症することがあり、体内水分量や体温調節機能の低下しがちな高齢者、乳幼児は特に注意が必要です。
熱中症対策のポイント
意識がない、症状が改善しない場合はただちに救急車を呼びましょう
炎天下での運動などは避け、屋内でも扇風機やエアコンで室温を調節しましょう
のどが乾かなくても、こまめな水分・塩分補給を心がけましょう
外出時は日傘や帽子で直射日光を避けましょう
めまい・頭痛などが起きたら、ただちに涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめて身体を冷やしましょう