年も明け、まだまだ寒い日が続きますが、
朝方にいざ車を出そうとするとフロントガラスが凍っていた…という経験があるかと思います。
ガラスの凍結には放射冷却が関係しており、夜中から明け方にかけて急激な気温低下を引き起こす
放射冷却によって、空気中やガラス表面の水分が凍結してしまいます。
一般的に、ガラスは温められると膨張し冷やすと収縮します。
そのため、凍結しているからといってお湯をかけてしまうと、
フロントガラス表面温度の急激な変化によってガラスが歪み、ヒビや割れにつながります。
慌ててお湯をかけるようなことはしないようにしましょう。
では、凍結している場合はどう対処すればいいのでしょうか?
最も安全な方法はエアコンのデフロスターで氷を溶かすことです。
氷が解けてきたところでワイパーを操作し、氷を取り除きましょう。
また、市販の解氷スプレーを凍ったガラス表面に吹きかけるだけでも対処できます。
正しい処置で快適な運転環境を守りましょう。